このたび入社いたしました近藤晴次(はるじ)でございます。はるは晴天の晴、次は「つぎの次です。どうぞよろしくご指導をお願いいたします。
私の別名は「コンドもスレ次」といいまして、これは中学 ・ 高校 ・ 大学を通しての呼び名でした。
この名の起こりですが、学生時代を通じて試験の成績がどんじりから二番目か三番目という、スレスレの次と、いつも判子で押したような結果だったからです。
もちろんこれで満足していたわけではありませんが、そのうち、これは運というよりも名人芸だと、自分ながら感心するほどになり、こころよくその呼び名に明るい返事をするようになってしまっていました。
しかし、一度も裏口入学などのお情けにすがろうなどと考えたことがありませんでした。
いつも妙な自信とスリルが同居しているうちに「スレ次」」の結果が出ていたからです。
コンドの入社試験の結果も、採用、不採用よりも、「コンドもレス次」であるかないかのほうが気になりました。
そのうちに、人事課でおたずねしてみたいと思っております。
先輩の中には○○大出身の方が多いと聞いておりますが、私のような妙な、世話のやける後輩の入社にお困りでしょうが、よろしくお願いします。本社はかねがね私の憧れの的(まと)でありました。
入社しましたからには、精いっぱいやってみたいと存じております。
産地は九州長崎、趣味は音楽、スポーツですが自分では何もやりません。他人がやるのを見たり、聞いたりするだけです。
一言で言えば、趣味は「ヤジ馬」です。でもスジの通った、罪の無い「ヤジ馬」です。
我是新进公司的近藤晴次。晴是晴天的晴,次是下次的次,请多指教。
我的别名是"这次也差一点儿",这是我从中学、高中直到大学一贯的称呼。
关于这个名字的起因,是因为在整个学生时代,我的考试成绩总是倒数第二三名,总是差一点就倒数第一。
当然,对这样的`结果我并不满足。但是渐渐地我暗自感叹,与其说这是命运,不如说是我的一种特有能力,因此对于这个别名我也就欣然接受了。
成绩不好,但却从来没有考虑过通过人情走后门入学。因为总是有一种奇妙的自信与惊险同在,所以也就出现了"差一点儿"这样的结果。
这次公司应聘,比起录用与否,我更关心这次是否"也差一点儿"。对比,我想事后去询问一下人事科。
听说在前辈之中,有很多人毕业于○○大学。像我这样奇怪的、给人添麻烦的晚辈进入公司,肯定会给各位带来不便,还请多多关照。进入本公司工作,是我很久以来的憧憬。我一定精神百倍地工作。
我的产地是九州长崎,爱好音乐、体育。但是我自己却什么也做不来,只是看别人做。
总之一句话,我的爱好是起哄看热闹。是守规守法地看热闹。
此外,如大家所见,我是一个乡下人。__这就是我的全部。请多多关照。